自らを分かる・・・それが「自分」・・・私は、そう思います。


みなさん自身、「心や体の能力」をどれだけ分かっていますか?

私は、常日頃から自分と向き合い、心を集中し身体を鍛え、努力を惜しまず自身の成長をテーマに行動しています。自身の「能力」を見極めることで、自らのことが分かって初めて「自分」というものがこの世界に存在できると思ったからです。自分を知ることが自らの世界を創造する第一歩となると思ったからです。
・・・・案外難しいですよね。そもそもいろいろなことに振り回されっぱなし、だから自分軸を作って、しっかり人生を楽しみたいのです。「自分」を知れば、本当は何をしたいのか?本当は何が好きなのか?見えてくると思います。

武道が最適。その中でも合気道です。

私は、「心や体の能力」を鍛えるのに、合気道のしくみがピッタリではないかと考えました。実際に合気道をやってみると、心の面でも身体の面でもこのしくみが有効なことがよく分かります。
私だけではなく他の人にも有効でしっかりとした再現性がありました。
そのしくみをお伝えしていきますね。

「武道は、体を鍛えることで心が鍛えられる。」と、よく耳にします。

しかし、果たして本当にそうなのでしょうか・・・・疑問を持つ人もいるかと思います。当たり前に言われ過ぎて疑問にすら感じなかった人の方が多いかも知れませんが。少なくとも私は疑問に思いました。
毎日のように稽古しても素振りを1000回やっても体は鍛えられますが、心の成長という面ではよくわからないからです。いつも笑顔でいられるとか周りに振り回されないとか実際の稽古と心のあり方があまり関係ないからです。
そこで、私は武道と精神の関係を必死に探求しました。私の師匠は1000回の素振りより1度の完成した素振りを重んじていたことを思い出しました。ここにヒントがあったのです。
今では、「武道は、体を鍛えることで心が鍛えられる。」と自信を持って言えます。
合気道という武道で、「自分」を知り「自分軸」を鍛え「人生」をより良くしていくしくみが見つかりました。

このブログでは自分自身が成長していくためのノウハウを、合気道のしくみを踏まえて説明していきます。

まず初めに、自分は大いなるものの一部だということを認識することです。
物質の面でも意識の面でも大いなるものの一部なのです。
その中に心があって自分が存在するのです。
そういったことを踏まえ、ここでは合気道を『愛気道』と呼ぶことにします。

自分を知るためには、何かと比較してみることです。

相手より上とか下とか言っているわけではありません。
勝ったとか負けたとか言っているわけでもありません。

相手をよく見てください。
相手を知ることで自分が見えてきます。
社会をよく見てください。
社会を見ることで自分が見えてきます。
世界をよく見てください。
世界を見ることで自分が見えてきます。
意識をよく見てください。
意識を見ることで自分が見えてきます。
自分をよく見てください。
自分を見ることで自分を知ることができます。
自分を知ることで、相手・社会・世界・意識・自分と向き合うことができるようになります。

そして、この準備ができて、合気道では意のままに技を使えるようになっていきます。
精神的にも現実的にも成長していくノウハウがあります。それが『愛気道』です。
自分を知ることから始まります。