負の意識というこの心は、かなり厄介なものです。
上手くいくかいかないか、できるかできないか、勝つか負けるか、気分が良くなるかそれとも・・・
上手くいくイメージがなかったとか、なんか勝つ気がしなかったとか、そういった意識のことです。
考えるだけでも面倒くさい意識、考え出すと止まらなくなる意識、堂々巡りになって嫌な気持ちの連鎖になるやつのことです。
今、このブログの章を読んでいる人で、ネガティブにならないから大丈夫とかその嫌な気持ちにしっかりと向き合う覚悟があるから大丈夫とか言える人だけ読み進んでください。
無理にポジティブシンキングで頑張ってる方は、ほかの章を読んでここは後回しにしてください。
なぜなら、負の意識は負の現実をつくります。
そして、その負の意識は連鎖していきます。運が悪いと感じる人は、ずっと運が悪いのです。運だけではなく現実の世界も悪いことだらけかもしれません。私がそうでしたから。その現実の世界の悪いことに我慢できなくてすぐに運のせいにしていきます。負け癖、なかなかできないといったこともこの意識と考えます。
ポジティブシンキングで頑張っている人は、ポジティブシンキングの言葉を使うこと自体が負の意識と戦い続け今だに勝利していない可能性があるわけですから、負の意識(ネガティブ)にかかわらない方がいいのです。
それでもどうしてもと言う人、対処方法はあるので安心してくださいね。
もしかしたらこれがスランプからの脱出方法のひとつかもしれません。
では、どうすればいいのか。
負の意識を無くせばいいのです。これだけです。
では、どうやって負の意識を無くすのか?
ただこれだけなのにとても難しいのです。シンプルなことほど難しいのです。
決してポジティブシンキングを頑張るわけではありません。
私たちの愛気道では、指一本で相手と向き合う技があります。
結構技術が必要な技なのでできた時はそれはもう嬉しくて、楽しんでいます。
指一本で相手に触れるだけの技ですから、見た目はとてもシンプルです。シンプルすぎて大技にも見えません。たわいもないことなのです。
しかし、この技を使うには、知って→分かって→やって→できての学びの流れが必要でどれもおろそかにはできません。
まず技を見て知って、仕組みを理解して、正しくやって、再現できる。学びの流れが必要です。
シンプルなことは、しっかりした土台の上に成り立っているということなのです、
それだから、シンプルなことは難しいのです。
負の意識を無くすこともまさにそれです。
トレーニングで克服できます。
だからっと言って、空は飛べません。負の意識を克服したから大丈夫と言うものではありません・・・・。