合気道できますか?

技を使えますか?

実際にできますか?

通用しますか?

 

技はしっかり学ぶと使えるようになります。


技が何かが分かるからです。

そこから技の使い方が分かります。

 

技が使えるようになるには・・・

「知って→分かって→やって→できて→教えて」

このしくみが必要です。

当たり前ですが、いきなりやってもできません。

センスがいいからできる・運動神経がいいからできる、このようなことはありません。いきなりは難しいのです。

学ぼうと思ったら、以下のことを思い出してください。見極めることができます。

「考えるな、感じろ!」

何ともかっこいい響きです。いかにも人並み優れたセンスや超人的な能力でできてしまう感じ。しかも何となく技ができたら、人より優れているとか思ってしまいそうな魔法の言葉。

そもそも、合気道・武道はこんな超人的な能力を必要としていたでしょうか?昔、意味を持って訓練していたはずです。しっかりとした理論・再現性のある方法だったから武道として確立したはずです。

「考えるな、感じろ!」

そこに本当の技は存在していません。技がかかってないのに受け身をする人だったり・・・わざとかかっているとかそんなのでなく、本来は理論があって切磋琢磨があります。考えないとダメなのです。感じるのは誰でも感じていますから。

まず本物の技を見て(知って)→理論(分かって)→思いやりのある人と練習して(やって)→できるようになります(再現性)→教えて(指導者はこれらができて初めて教えられます)

これらを習得して技が使えるようになります。

そして、技の使い方が分かるのです。

護身術とか技を実際に使うとかそういったものでないことが自然に分かります。

この技の使い方とは、ここでいう再現性のことでこれは全てに繋がってきます。

技を練習することで心が鍛えられ、現実を創造できるようになるのです。

 

考えることがとても重要なのです。

本当の意味で技が使えるようになります。

そして、それには不思議に思われるかもですが時間を必要としません。

なぜなら、理解さえできていれば再現することが可能だからです。
意味さえしっかり分かれば、何から実行すればいいのか稽古すればいいのか分かるし、足りないところを補えばいいし、ひとつひとつの積み上げで、習ったことの足し算で技を完成させることができるのです。
人は皆それぞれ違います。
しかし、その違いの中でも基本は同じだし、共通するところは同じです。
足し算の内容が違うだけで、意味は同じなのです。
技を理解できれば、いかなる時も作り上げることが可能なのです。
稽古の時間とは比例しているわけではありません。