合気道の技は心とリンクしています。
心が弱いと技がかからなかったり、独りよがりだと思いもよらず相手に我慢をさせてしまったりすることもあるのです。
だから、愛気道なのです。
心の使い方で技が存在します。
では、心はどうあるべきか
技を稽古して、体を使って、その心を知り、心を稽古します。
心は、絶対です。この心がないと技が完成しません。
先にここで説明した量子論、シュレーディンガーの猫です。
心は、ぶれない心・思いやり・気づかい・自信・イメージ・感謝・愛を持つことです。
その心が技を完成させます。
本当の意味で技を完成させる合気道、その心を使う合気道、それが愛気道です。
その心のあり方が奥義です。
さらっと奥義の話ですが^^
ぶれない心。自分軸のことです。
この心があって初めて自分が存在します。自分を知ることで自らを分かって自分の存在を知るのです。
そして、この軸があるからこそ、自分から生まれる方向性がベクトルが存在できます。しっかりした軸を作ることは、心をしっかりしたものにすることです。信念の根本に当たるものです。
素振りなどによって体を鍛えることによって、体の軸を確認します。この確認作業は、心の軸を確認するときも同じやり方です。心と体を同時に鍛えることによって、ぶれない心の存在が見えてきます。その形が自分軸です。
思いやり。相手の軸を見極めて自分の軸を動かすことが思いやりです。
相手の軸は自分軸が分かっていないと見えてきません。自分軸が分かってない場合、相手の軸の見極めができていないわけですから勝手な思い込みとしてその心が現実になっていきます。ストーカーみたいなものかな。思いやりがあってこそ、自分の望む現実に近づいていきます。相手に合気道の技がかかる時とそうでない時の違い、まず思いやりの心をチェックしてみるべきです。
気づかい。自分が関わる全ての軸を同時に見極めることが気づかいです。
自分軸、相手の軸、関わる人全ての軸、これらの軸を同時に見極める能力があってこそ技が完成に近づきます。
自信。
自分を信じているからこそこれらの軸の存在を認められ技に生かすことができるのです。
イメージ。
このイメージがないといつどんな技が完成するのか分かりません。イメージがあってこそ思い通りの技が使えるようになるのです。
感謝。
この心があるからこそ、乗り越えられます。
愛。心の形、愛。
技が本物になります。
愛気道は、この概念で心と体を同時に稽古していきます。
心と体のリンクが手に取るように分かってきます。これが現実を作る方法です。
心が現実を作るとはこのことです。
愛気道で体感できます。