これまでブログで書いてきたように、これら全てが同じものであるとして捉えることが自然になってきたかと思います。
合気道は、気の世界であり物理的な技の世界。心の世界もまた同じで現実の世界と完全にリンクしています。
愛気道という概念
合気道・心の世界・現実の世界、これら全てに共通するものがあってそれは全て同じです。
その共通する部分を知るしくみ、それをトレーニングするしくみが愛気道です。
まずは共通する部分を知ることから始まります。
これまでブログを読んできた方はすぐに分かると思いますが、改めてここでまた解説します。
合気道の技には心が影響するということです。
もちろん演舞のような美しさを表現する合気道でも心が影響します。
特に武道としての合気道、武士道としての合気道はとても顕著に現れます。
この人に技が掛かるんだろか
弟子でもなく、やらせでもなく、しかも初めての人
もっと言うと自分をやっつけに来た人
本当に技が掛かるんだろうかと気になります。
この時、心にあるもの影響するものは「怖さ」です。
負の意識という怖さです。
この意識は克服しなければなりません。
怖さの意識があるとこの負の意識があると・・・・技が掛かりません。
絶対にかかりません。掛かるとすれば、馴れ合いの稽古をしている相手やわざと掛かってくれる相手、この手の人だけです。
余談ですが、この手の人(わざと掛かってくれる人)とは稽古をしない方が・・・・。なぜなら、成長させてもらえないからです。この手の人は自分のことだけで相手が成長することなんて・・・・。成長させたい関わる相手に少しでも良くなってもらいたいそんな心があるならば、技はかからなくて当然なのです。それが思いやりという形になって現れてきます。お互いの成長です。
さて、話は元に戻りますが、最初の共通点は負の意識の克服です。
そして次にポジテブシンキング。・・・ではなくて自信です。
自信、よく聞く言葉だと思います。
自信って何だと思いますか?
できるっていう確信?できるっていう自信?自分は自信があるっていう人がいます。
はたしてそうでしょうか?こう考えてみると分かりやすいです。
歩けますか?歩く自信はありますか?
右足を出して次に左足を出す。そして、また右。次に左。交互に出せばいいのです。そうすると歩けます。
みなさん、当たり前に歩けますよね。それが自信です。
自信があるという人は実は自信がないのです。
自信は当たり前になることです。
怖さを克服して、当たり前になるまでそれを続ける。
それが現実の作り方であり技の掛け方、このトレーニングが愛気道なのです。