生き方や信念がぶれない心をつくります。


では、生き方や信念が何なのか深く考えたりしたことはありますか?

それらは過去の経験です。そこから自分自身で選んだものです。

選んだ意識になります。

その意識がぶれない心をつくります。

ぶれないことは大切です。

 

 

もしぶれるようだったら、トレーニングする必要があります。

ぶれない心は望む人生を創造します。望む人生を手に入れたいと思うならば・・・

 

合気道の技を使うときに体がぶれないことは絶対条件です。

軸がしっかり出来上がって、その軸を中心に

中学校の時習った、支点、力点、作用点が存在するのです。

だから、相手が動くのです。技をかけることが可能になるのです。

それとは逆に軸ができあがっていない場合は、支点がありません。ぶれぶれの軸、何かに動かされる支点しか存在しなくなるのです。

それゆえ、ぶれないことは大切なのです。

 

合気道は、気を合わせるとか相手の力を利用するとか言いますがはたしてそうでしょうか?

ある意味そうではあるけれども実際はそんな特別で特殊な方法ではありません。

ある種の気が使えるようになったり、相手の力を使うすべを鍛えるものではありません。

ただ、ただ 支点、力点、作用点がどこに働いているのかを見極め、それを活用し技の形にしていくこれが武道である合気道なのです。

 

武道の合気道とスポーツの合気道の違い

武道は武士道であり生き方そのものです。

スポーツの場合は、生き方では無くて勝敗を競い合います。近代、マッカーサーにより武士道は廃止されスポーツに変わりました。世の中が平和?になったからかもしれません。

これによって合気道も変わってきました。

美しさを表現する演舞、この演舞が主になってきました。美しさが求められます。

 

ある意味、本当の技という実際に使える技はなくなっていきました。

古武術である合気道はこの時に終わりを迎えたと言えます。

 

だから今、愛気道なのです。

使える技を目指します。その技は、人の生き方そのものだからです。だから愛気道では人を選んで稽古をします。みんなが知るべき技ではないからです。

合気道も心の世界も同じです。心の世界が現実をつくります。

だから、心は正しく鍛えないといけないのです。その人の人格が作用します。

 

誰のために、何のために、なぜ

心は、これを主とします。

 

心と体、同時に鍛えていくことでこの主になるものが分かってきます。ぶれない自分ができあがります。